ファイアーエムブレムサイファ 環境破壊カード調査 結果発表

今回はこちらにて募集していたファイアーエムブレムサイファ 環境破壊カード調査の結果発表の記事となります。
まずはこのような企画にお付き合いいただき回答くださった方々、本当にありがとうございました。

前回の環境破壊カード調査は、私の身内内で協議し、それぞれの独断と偏見で順位を決めさせていただきました。
前回の記事を読んでいない方はこちらも読んでみてください。
ragnellike.hateblo.jp

企画内容は下記のとおりです。
(回答フォームに記載されていた内容そのままです。)

以前ブログにも掲載した下記ブログのネタを、今度は全体向けにやろうと思っています。
https://ragnellike.hateblo.jp/entry/20211118/1637228591
皆さんが思う、下記に当てはまると思うカードを教えてください。

※最大で5枚までご回答頂けます。
・環境でずっと使われているカード
・新時代を築き上げた主人公
・既存のデッキを崩壊させたカード
・既存のデッキのパワーを押し上げたカード
・唯一無二性が強く替えが効きづらいカード
・構築段階やプレイングで対策を考える必要があるカード

今回は、まずはじめに惜しくもランキング入りを逃したカードをピックアップしてコメントとともに紹介した後、TOP5の紹介をしていきたいと思います!

永遠の幼子 ノノ


まずはサイファ1弾から存在するノノです。
絆が6枚以上だと戦闘力80を維持できる射程1-2のユニットという単体スペックの高さに加え、一見するとデメリットに見えるターン終了時に絆カードを1枚手札に加えるという効果によって絆に置いたカードの再利用も行えるというリソース再利用ができる息切れしにくさも併せ持つパワーカードです。
戦闘面でもリソース面でも恩恵をもたらすため、速攻デッキでさえなければとりあえず採用を検討する時期もあったほど。
Rなのに下手なSRよりもシングル価格が高く、1000円を超える時期もありましたね。
1弾の頃は高くても300円くらいだったので、あのときにたくさん買っておけば…と思ったのが懐かしいです。

コメント
  • 環境を破壊したというより環境を定義した
  • 戦闘力80 射程1-2の制圧力と、手札補充(絆回収)は強力でコントロールやミッドレンジのマナカーブの頂点に君臨していた
  • ノノをタッチするために青を検討するレベル

暗天の明星 エリーゼ


続いて黎明期の2弾で収録されたエリーゼです。
退避エリアからカードを回収する効果を持つカードとしては珍しく、同じユニット名のカードも2枚回収していいというのが独自の強みで、これによりオーバークラスのカードを上級下級ともに揃えることができたり、スキルのコストとなる弾を増やしたり、単純に主人公の回避を2枚集めたりなど融通の効く立ち回りを実現できます。
ターン開始時に誘発するため出撃してから1ターン待つ必要があり、環境が進むにつれて強制撃破スキルが跋扈したことで非主人公での採用はだんだんと減っていきますが、主人公としてであればその問題は解決します。
エリーゼと名のつくカードを捨てればオーブ0のときに限り1枚回復できる効果と相まってひたすらオーブ0と1を行き来し、自ターンが来たらそのオーブを破壊して好きなカードを回収してまたオーブを回復して…という超耐久型コントロールデッキとして人気でした。
このエリーゼの他にエリーゼの名前のカードがたくさん収録されてるのも良くないですね。後衛に引きこもってひたすら回避されるので、特に射程1の主人公でこのエリーゼと相対したときはげんなりしたのを覚えています。

コメント
  • 特に主人公にしたときのアドバンテージの稼ぎ方が2弾という初期環境に登場したとは思えないぐらい異常
  • 同名カードを回収出来るお陰でオーバークラスやシグルドCCなどの複数枚要求するタイプのカードを色に関わらず全て吸収して強化され続けた
  • 同名カードを唯一2枚も回収出来るスキル持ちで盤面構築の再現性の高さはピカ一かと
  • 個人的にはヘンリー主人公よりもエリーゼ主人公の方が出禁にした方がいいんじゃないかな?ってくらい高く評価してます

光の英雄王 マルス


4弾で収録された、初のイラストレーターサインがSR+として存在するSRマルスです。
サイファの歴史においてマルスという主人公はいつの時代も一定の使用者がいた印象ですが、個人的にはこのマルスを軸としたデッキが一番使われていたんじゃないかなと思っています。
通常、支援エリアに置かれたカードはそのまま退避エリアに行くのがサイファのルールですが、このマルスを支援したカードが2c以下であればコストなく手札に加えられる効果があまりにも画期的で、公開当時驚いたのを覚えています。
この効果を利用してデッキの大半を2c以下で固め、単純に低コストアタッカーを採用しつつマルスの効果で息切れを防ぐようないわゆる弓マルスと呼ばれるタイプや、魔術の紋章を持つユニットをメインに採用し、手札交換とマルスの効果によって手札の質を高めつつ、処理されにくい後衛に魔法系ユニットを並べて最後に必殺を連打する魔術マルスなどがありましたね。
特に、支援を確定する効果を多く持つ紫と組み合わせて赤紫魔術マルスなんていうのはかなり流行りましたね~
竜特攻を持つファルシオンもきちんと引っ提げているのも評価点

コメント
  • マルス魔術マルスはじめとして魔法主の横とかでたまに見かける ずっといる
  • 無から単独でアドを得るのはやばい
  • 初めて公開された時に間違いなくこれはぶっ壊れだと思った
  • ファルシオンを持ってカムイ女との頂上決戦を制し全国優勝デッキとして君臨したのがあまりにも印象的

暗黒を宿す皇子 ユリウス


8弾で収録された同時収録のSRせリストのつなぎ絵が素敵なSRユリウスです。
このカードはなんといっても暗黒魔法ロプトウスによる絆潰しが凶悪で、一度にたくさん絆カードを裏返し、特に多色採用のデッキには甚大な被害をもたらします。
例えばリーフ主人公で、先攻を取られて3ターン目に15弾4cリーフにCC、スキルで絆を1枚伸ばして4ターン目絆5枚の状態でこのユリウスが着地しようものなら相当嫌ですよね。
単体スペックは出撃コスト5で支援0ということであまり多くは採用したくないですが、場に出せたときに相手に与えるディスアドは目を見張るものがあります。
たまにその常識を逆手に取って複数採用しているデッキがユリウス回避、とかしてくるとかなりキツいものがありますね。
黄色のカードはトラキアを統べるものをはじめとして大型ユニットを踏み倒して出撃させる効果がまぁまぁあるので、このユリウスに比較的アクセスしやすいのも利点といえます。

コメント
  • 有利な状況で着地するとゲームを終わらせてしまう
  • 運に左右されずに相手のプランを確実に破壊できるという点で強力
  • 大抵のデッキは表絆がなければユリウスを倒すこともできないので1枚ハンデスが内蔵されているに等しく蓋をする力が非常に強い

蒼焔の神将 アイク


12弾で収録された、俗に「タワーアイク」と呼ばれているカードです。
戦闘力Xという固有の性能を持つこのカードは、メダリオンのコンセプトでもある成長レベルアップの究極系として満を持して登場しました。
アイクと名のつくカードを重ねれば重ねるほど戦闘力が高くなっていき、メダリオンの擁する豊富な成長ギミックをもってすれば戦闘力120くらいであればそれなりに実現できてしまいます。
高戦闘力のアイクには基本的には必殺を撃って撃破を狙うしかありませんが、それに蓋をする「祈りの紋章」持ちのカードが無駄なく採用できるのも強み。
せっかく必殺札を揃えても祈られてしまったら意味がなく、返しのターンでアイクが何度も攻撃を仕掛けてくるので大人しく撃破されるかせっかく必殺用に持っていたカードを回避で捨てるかを強要されてしまいます。
環境が進むにつれてこのアイクをも撃破できるような高戦闘力を実現できるカードが増えたため、戦闘力が高いだけではだんだん厳しくなってはいきますが、登場当時のその規格外の戦闘力は無対策では簡単に詰まされる性能を持っていたのもまた事実と言えるでしょう。

コメント
  • 下ごしらえは必要だが、水準を超えると必殺攻撃で撃破も困難になり、早期に決着できなかった場合は詰みやすい
  • 1人で何度も攻撃のチャンスがあるので、圧が強い
  • CC事故等プレイングで抑えられない部分も多少あれど、それでも強さに影響は無かったように思う
  • 速攻をしかけても豊富な回避や暴勇アイクを捲られて撃破できないなど、成長前に殴ればいいとわかっててもそれをさせない強みがある

神剣に選ばれし英雄 マルス


13弾で再び登場しました、SRマルスです。
先に出た4弾マルス光の英雄王という称号なのでAUOと呼ばれていたのに対し、こちらは目玉スキルでもある制圧にちなんで制圧王という俗称があったりなかったり。
先んじてしまいましたが、目玉スキル「制圧 ~英雄王の名の下に~」はサイファで初の特殊勝利スキルであり、相手がオーブ0のときにマルスの他に味方5体を行動済みにすれば有無を言わさず勝利というもの
汎用的に使えるもう一つのスキル「勝利の道へ」が相手よりも味方ユニットが多いことが条件のため方向性が噛み合っており、とにかく仲間を並べて戦うことがコンセプトの、仲間とともに戦うマルスらしい1枚です。
その特性から、相手の非主人公ユニットだけをひたすら撃破して相手のオーブを割らずに待ち、味方を並べ、相手のリソースが枯れてきたら5cオグマを出撃させて一撃でオーブを5枚割ってから制圧する戦法も可能で、初めてそのデッキを知ったときは、作者は天才かと思ったほどです。
このマルス自体汎用的な性能を持っているので非主人公としても出張でき、アタッカー兼ドローソースとして数多くのデッキに採用された実績もあります。

コメント
  • 条件を満たせば確定1アド
  • 相手の盤面よりもこちらが多ければ無償でドローできるという条件は出撃、行動フェイズで調節できて満たしやすいため、これが積み重なると差が広がっていく
  • アドバンテージを得るのに工夫が必要なデッキなどは、簡単に詰みやすい環境破壊カード
  • 主人公を護っていたオーブを全部割られて、ダイレクトアタックをうけたら負けっていうサイファの設定を無視した「最後に並べたら勝ち!」というカード。流石は群の英雄…

聖帝と称えられし者 サナキ


16弾で収録された、サイファにはよくあるもしも…?の姿が描かれたSRサナキです。
カードの設定としては、ベグニオン帝国の始祖に当たるオルティナが使っていた、エタルドとラグネルの二振りを持つサナキ、というものです。
目玉となるは条件を満たせばもう1回開始フェイズからやり直してよいスキル「新しき世界」です。 サイファのルールは開始フェイズ→絆フェイズ→出撃フェイズとなるため、これにより本来であれば不可能な絆加速や大型ユニット大量展開を可能とします。
出撃コストを踏み倒すような効果ではないため、効果による出撃に対してのメタにも引っかかりません。ちょっと人より多くフェイズを繰り返してるだけでちゃんとお金を払って出撃しています。
16弾が出てからは一躍環境トップとして君臨し、一時期はサナキの優勝レシピを見ない日はなかったほどです。
このカード単体のスペックも高いですが、同時に収録された中継の4-2サナキだったり、同じく同時収録されたCCで1ドローできるトパックだったりとも相性がよく、そもそも16弾がサナキを環境デッキにするぞ!という気概を感じましたね。

コメント
  • ドローと絆、出撃フェイズまで2回始めるのは許せない…
  • 開始フェイズ2回は単純に強い
  • 混色しなければ(場合によっては混色しても)大抵のことができてしまう万能さ
  • デッキスペースにゆとりがあるので特定のデッキをメタって多少不利な対面も五分までは持って行ける異常な柔軟性を持つ

新たな未来を拓く王 カムイ(透魔王国)


20弾で収録された透魔王国の王になったカムイが描かれたカードです。俗に透魔王と呼ばれてたりします。
「未来はその手の中に」の効果により無限エリアにある白黒のカードを活用して戦うことをデザインされており、すべての白黒のカードのスキルを扱えるため場面に応じてスキルを使い分けられるよう無限エリアにカードを貯めていくことで真価を発揮します。
そのため、このカードの性能はすなわちカードプールに存在するすべての白黒のカードの性能と同義であり、強い白黒のカードが収録されればこのカードも強化されると行った具合です。
また20弾の白黒がこのカムイを環境デッキに押し上げるという気概を感じる収録内容であり、ハイドラやクリムゾンのような「このカードが無限エリアに行った時~」というスキルを持つカードや、自身の持つ「神威の刀」やシグレといった無限エリアにカードを置くスキルが充実していて透魔王をサポートしてくれます。
中でも特徴的だと思うのが同時収録された3cカムイ男女の存在で、本来であればこの「カムイ(透魔王国)」は「カムイ(男)」or「カムイ(女)」では回避できませんが、特殊スキルによってそれを可能にしている点です。
回避としてこの3cカムイを積んでも、あくまでもスキルで回避可能にしているだけで違う名前なので支援は成功しますし、カムイ(透魔王国)の横にカムイ(男)とカムイ(女)は出撃できます。
単純になかなか支援失敗しない戦闘力80というだけでも強く、そこから臨機応変にスキルを使い分けられる透魔王は白黒の最終形デザインと言えるでしょう。

コメント
  • 無限エリアを利用した行動が唯一無二で強力 半端なビートデッキを黙らせる程に異常なスタミナと対応力があり支援失敗も少なくハイドラコピーで140打点になれたりして鉄壁
  • 主人公としては単純にカードパワーの異常値を感じる1枚
  • 白黒総力システム
  • 無限ゾーン(除外ゾーン扱い)に触れたらそれひとりだけやってること遊○王なんよ…

欲望を満たす夢魔 プルメリア


21弾で収録された人に淫らな夢を見せる妖精、プルメリアです。
無色で射程1~2、さらに支援30というそれだけ聞いても汎用的な単体スペックに加え、出撃コスト5以上のカードは破廉恥とか言いがかりをつけて出撃させなくするという強烈な効果を持っています。
出撃コスト5以上のカードはわかりやすく強力なものが多いですが、その大半は出撃できてはじめてその強みを活かせるわけですし、その否定ということでかなり騒がれたのを覚えています。
その汎用的なスペックからどのデッキからこのカードが出てくるかわからないため、サイファのカードプールに存在するだけで意識せざるを得ない、デッキ構築段階ですでに影響を与えているカードと言えるでしょう。
そしてもう一つのスキルも非主人公の1cを確定撃破できる汎用的な効果となります。
出撃コスト2のカードなので空いた2ターン目に出して相手の本来であれば処理しづらい後衛の1c弓や魔法を確定に処理するいぶし銀の活躍を見せます。
ちなみに私個人の周りではそのあまりの鬱陶しいメタ性能からハエ呼ばわりされているとかいないとか… プルメリア好きな方ごめんなさいね。

コメント
  • 2cごときになぜここまで心労を割かなければいけないのか解せない
  • 無色2コスト支援30という多くのデッキの空いている枠に入るとこができるカードでありつつ、撃破効果とロック効果とともに優秀
  • 単体で強すぎるという訳では無いが、デッキを構築するのに意識せざるを得ないという点は環境に与えている影響は大きいと思う

幸夢を運ぶ少女 ピアニー


こちらも21弾で収録された幸せな夢を人々に見せる妖精、ピアニーです。
サイファの妖精たちは前述の通り無色で支援30という圧倒的な汎用性が売りですが、このSRピアニーはそれを最大化したかのようなスペックをしています。
自身を行動済みに(アクションコスト)して誰でも戦闘力を+20できるので、魔道士のようなちょっと戦闘力が足りない味方をバフしたり、スキルの条件のために戦闘力が重要になってくる22弾SRアイクのようなユニットのサポートをしたり…、そもそもアクションコストだけでできる戦闘力バフはある程度雑に使っても強いですね。
加えて、絆5以上で出撃コストが0になったり、表絆が3枚あったら1ドローのおまけ付きだったり、基本的にはバフがメインの仕事ですがおまけが強すぎます。
軽すぎる出撃コストと汎用的なバフが強力で、サービス終了したあとの環境に於いては最もデッキに採用されているカードになっています。
自身も戦闘力40で射程1~2と最低限戦えるスペックを有するので、必殺前提ですがいざというときは打点になれるのも強力です。
環境を破壊というよりはその汎用性で環境に常に存在するようなカードですね。

コメント
  • 採用しない理由を探す方が難しい汎用性の塊みたいなカード
  • 汎用性の高すぎる高レアリティを出してはいけない例の頂点だと思う
  • 入れるカードが無かったらとりあえず入る枠
  • 各スキルも然る事ながら、支援値30で戦闘力40と射程1-2は無色がやっていい事ではない
  • 価格も壊れていて多くのプレイヤーの財布を破壊した

聖義を伝えし騎士 シグルド


最終弾で登場したSR+イラストが素敵なシグルドです。
ここでシアルフィの面々を描いてくるか~ってなりました。
まず紹介するのはオーバークラスよりもオーバークラスしてるんじゃないかと個人的には思っているスキル「未来に繋ぐ絆」。
CCするだけで退避から好きなカードを絆に置けるということで、絆ブーストとして単純に強力なのはもちろん、BS光の印を持つ5cセリスを筆頭に置いて強いBSを持つカード各種を置いて更にアドを取れるのがやばいですね。地味に色指定がないので混色でも使えます。
このシグルドのさらにやばいところは、0cのシグルドが存在している点です。そのため要求こそ1枚増えますが、0c→4cCCで本来より軽いコストで出撃できるのが強力。
もう1つ強力なスキルが「光神のティルフィング」で、相手のターン終了まで味方の戦闘力を+30するというもの。
条件がシグルドセリスの絆を裏返すことなので、先述したように5cセリスを絆に起き、そのセリスでこのスキルを起動する、ということができます。
本来はこのスキルは1ターンに1回の制限付きですが「時を超える想い」でその制限を解除することもできるため、3つのスキルが流れるようにすべて噛み合った美しいデザインの1枚と言えるでしょう。

コメント
  • 聖戦旗(黄色)デッキを完成させた一枚だと思う
  • 殴りを通すためには支援込み120の戦闘力を確保することを考慮する必要がある
  • 黄色のデッキパワーを一気に底上げしたカード、黄色を混ぜるならまずこのカードってくらいカードパワーが強い
  • リーフはもちろん、黄色を混ぜた構築のサナキやエリーゼ、ヘンリーメディウスに搭載しても雑に強い
  • 黄色のOC

蘇りし暗黒竜 メディウス


最終弾で登場した初代ラスボス、メディウスです。
カードイラストにはたくさんのドラゴンが描かれ、その真ん中に暗黒竜形態のメディウスがいるという、おおよそサイファのカードとは思えない1枚。デュエマかと思った。
その性能は非常にユニークで面白く、なんとオーブを削りきられてから撃破されても戦闘を続行できるというもの。
相手主人公のオーブを削り切り、回避も吐かせきってようやく倒せたと思ったら出てくる戦闘力100のメディウス、実際出されると結構めんどくさいです。
戦闘力100を相手にするのは先述した12弾アイクのときのように基本的には必殺を撃ったり、何かしらのスキルで戦闘力バフをかけたりなど多少なりともリソースが必要になってくるので、このカードを強力に運用するためにはそういったリソースを削りつつ最終的に詰ませる運用がメインになってくるかと思います。
現環境ではよく3cヘンリー主軸のデッキの積ませ札として出てくることが多いかと。ヘンリーでしこたまハンデスされたあとに出てくる戦闘力100はそう簡単には突破できません。
メディウスネームのカードはこの一種類しか存在しないため回避は最大でも3枚ですが、その3枚がとんでもなく重いのは対面してみるとよく分かることでしょう…!

コメント
  • ヘンリーの黒幕
  • ヘンリー主人公との組み合わせが強力で対策してないと何もできずに蹂躙されかねない
  • デッキを構築する際に常に対面する可能性を考慮せざるを得ないというだけで影響力が強すぎる
  • コンセプトは面白いと思うんで好きなんですけど、スキルで自傷して撃破したときも出撃できてしまうのが本当に良くないと思ってる

ではここからが多くの方から「環境破壊カード」としてより多くの票を集めたカードたちになります。
これまでに挙げてきたカードたちも充分に強力で環境に多大な影響を及ぼして来ましたが、果たしてどのようなラインナップになっているのでしょうか……!

第5位 笑顔のソーサラー ヘンリー


第5位に輝いたのは、サイファ1弾から存在するハンデスカード、3cヘンリーです。
なんといっても特筆すべきは「死の呪い」ですね。
CCSなのでクラスチェンジが必要で、行動済かつ自身の撃破というボードディスアドバンテージがある結構厳しい条件ですが、その代わりリバースコストは1しかないという破格の軽さで相手の手札を2枚削っていきます。
あまり手札を潤沢に補充する手段がないサイファというゲームにおいて、この2枚ハンデスがもたらす影響は絶大であり、連打されたらひとたまりもないのは想像に難くないでしょう。
そしてこのヘンリーは主人公にすることで、「死の呪い」の重いコストをある程度解決しつつ、1リバで2枚ハンデスを連打するという凶悪なデッキとなります。
戦闘力は50しかなく自身を撃破しないといけないのでライフ管理こそ大変ですが、とにかく相手のリソースを増やさせないように非主人公ユニットを撃破し、相手の手札を削ることで動きを止め、壁ユニットを立てたりときにはオーブ回復効果を持つカードを駆使しながらオーブを守り、最終的には先述した戦闘力100のメディウスを降臨させてリソースが枯れた相手にその突破を強要する。
これが決まってしまうと相手はほとんど何もできずに蹂躙されてしまうことでしょう。
主人公にすることで「スライム」の効果も活かしやすく、徹底して相手の手札を削り切って勝利を狙えます。
サイファにおけるハンデスの代名詞ヘンリーが堂々の第5位です!納得の環境破壊!!!

コメント
  • 2枚ハンデスは強い
  • 死の呪い 自分のオーブ減らして相手に2ハンデス押しつけていこうな メディウスの登場で一躍環境に躍り出た感じ
  • 最近のCSで禁止されている印象 比較的簡単にハンド差がつくスキルを2つも持ち合わせているのが原因か
  • サイファは回避やCC、展開といった行動の大半が手札に依存するためサイファというゲームに対して強い 手札を削ることで実質的に相手のライフを削ったり自分のライフを守ったりできてしまう
  • 主人公ではなく脇で採用しても強力でコントロールの終着点として反撃できないようにヘンリーを挟みながらじわじわ嬲られる
  • 存在するだけでメタカード積むためにデッキ構築を歪めさせられたり、対面で1番嫌な主人公ではある

第4位 お揃いの総髪 オボロ


第4位に輝いたのは、ノーマルカードながらランクインという破格の評価、1cオボロです。
この1cのオボロは7弾SRオボロとのシナジーが凄まじいことで高い評価を受けました。
7弾SRのオボロは、オボロが移動した際に誘発して退避エリアから特別にCCできるスキルを持っています。
それまでは天空の運び手を持つ天馬を採用したり、天空の紋章を捲ることで移動したりといったギミックで移動していましたが、このカードが登場してからはオボロ自身が移動できるようになったことで安定して退避エリアからのCCを実現でき、そういったギミックのための枠にもっと攻撃的なカードを採用できるようになりました。
加えて、サイファには重なっているカードが変わるとカードの情報が初期化されるというルールがあるため、本来1ターンに1回の「白夜の薙刀術」はSRオボロにCCしてから剥がすことで情報がリセットされ使っていないことになり、もう1回「白夜の薙刀術」が使えるようになるという裁定となります。
つまり、白い絆カードが存在する限り移動を行えるためその分CCを繰り返しCCボーナスを得ることもできてしまいます。
この1cオボロが登場してからのオボロは安定してCCができ、繰り返しCCボーナスを得られることで、息切れしづらいアグロデッキとして更に強化されることとなりました。
SRオボロの強みを最大化したサポートとして存分に壊れ性能を発揮した、14弾1cオボロが堂々の第4位です!納得の環境破壊!!

コメント
  • cc事故しにくいという 手札が減らない等
  • 艶姿槍乙女 オボロとセットで色々なデッキで見かける
  • 1cで条件が整えば絆1枚消費で戦闘力70と1ドローがついてくるのは壊れ。
  • 壊れだったオボロをぶっ壊れに押し上げたカード
  • このデザイナーコンボダメだと思います
  • このカードが出たおかげでカードの情報は一番上のカードが変わるたびにリセットされるっていうルールを認知しました 初見ずり~~~って思ったのもいい思い出

第3位 昏き闇竜の神子 カムイ(女)


第3位に輝いたのは、一時サイファの環境を染め上げた実績を持つ6cカムイ(女)です。
出撃コスト6、CCコスト5、戦闘力80という重量級のカードですが、所持しているスキルはそのコストの重さに見合うどころかお釣りが来るくらいのものとなっています。
特筆すべきは、黒いカードを絆エリアに置けば、相手の非主人公ユニットを1体撃破できるという「常闇の翼」です。
まず絆エリアにカードを置くことがアドなのに、何故かそこからさらに相手を撃破してアドを取るという、一体何を言ってるかわからないスキル…。
地味ですが「黒き竜血」による戦闘力アップもこの絆を置く効果と噛み合っており、黒いカードを絆エリアに置くことで自然に達成できていることもしばしば。
絆を伸ばせる効果は潰しが効くため、当初は青と組み合わせて4cチキからこのカムイ女にCCさせて絆を加速させることで早期から高戦闘力のマムクートを出撃させるコンセプトのデッキが流行りましたが、次第に赤のオーバークラスのカードを採用して耐久もできるようにするなど、研究も進み様々なデッキタイプが開発されていきました。
主人公のカムイ(女)が一度このカードにCCすることができれば、その圧倒的な盤面制圧力を以て相手の盤面を焼き尽くせるため、それまでに環境上位にいた味方ユニットを溜めて戦っていくようなデッキは環境に存在できなくなってしまいました。
サイファの環境を一変させた実績を持ち様々な対戦環境で圧倒的な存在感を示した、10弾6cカムイ(女)が堂々の第3位です!納得の環境破壊!!

コメント
  • 撃破コストがアドバンテージ
  • その当時の日本一決定戦が、このカムイ女と英雄王マルスで二極化してたくらいにはパワーがおかしかったカードなので
  • 今でも許してない アド取りながら絆を伸ばすな 黒なのに白と同じく打点を上げるな
  • 絆伸ばして撃破してパンプまでするっていう、アド取ってアド取ってアド取らないでほしい
  • 一時期こいつ一色の環境だったときは本当に嫌だった
  • 私がサイファを始めたころには既に環境で使用されていたカードですが出されると主人公でも脇でも中々に理不尽な思いになるカードでした
  • 後に登場したカムイ(透魔王)のデッキが流行った頃スキルをコピーされ絆に差をつけられつつ撃破を最短ターンで決められたときしばらくサイファをやりたくなくなりました
  • 手札の暗夜カードを要求するとはいえ、絆の枚数と表を増やしつつ自身の全体バフ効果とも噛み合いながら敵を効果撃破できる
  • カードの組み合わせでは4t目にこのカードにCCも可能で、自身の硬さもさることながら他の同名カードも3t目までの耐久値も高く、攻めきることが困難な主人公が多い

第2位 究極の聖女 ジェニー


惜しくも優勝できなかったものの第2位に輝いたのは、オーバークラス代表、圧倒的な耐久を実現する4cOCジェニーです。
サイファにおけるオーバークラスは、本来であれば出撃コストよりも1軽いCCコストを持つ上級職のカードと異なり、CCコストが出撃コストよりも1多く設定されている代わりにCCできたら非常に強力な効果を持つスキルを使用できるというデザインのカードです。
そしてこのジェニーの持つオーバークラスとしての効果は、退避エリアから好きなカードを選択してオーブを回復するという「妖精王の光」です。
それまでのオーブ回復効果は、相手よりもオーブが少ないことが条件だったり、回復するのに必要な絆リバースコストが2や3枚と重かったり、回復でオーブに追加できるカードはランダム、といったものばかりでしたが、このジェニーは相手とのオーブ差比較は必要なく、リバースコストもなく、挙げ句退避エリアから好きなカードを選んで置くことができるというそれまでの常識を覆す強力な効果となっています。
この効果により退避エリアから主人公の回避となるカードを置いてもいいですし、4cジェニー自体をオーブに置くこともできるので主人公がその後撃破されればオーブは手札に行きまたジェニーはCCして効果を発動して…という事ができてしまいます。
更にこのジェニーがやばいのは、別にCCしなくても強いという点にあります。
絆を3枚リバースしてカードを2枚回収する「清冽な癒し」は一見するとそれまでに存在したリザーブと同様に見えますが、明確な違いとしてアクションコストが必要なく、1ターンに1回の制限もないことです。
つまり、表の絆が6枚であれば、1cジェニー出撃→CCコスト5でCCして「妖精王の光」でオーブを1回復→さらに「清冽な癒し」を2回使用して回避をそれぞれで1枚ずつと何か好きなカードを1枚ずつ回収、ということで一気にライフを実質4も回復できてしまうのです。
このジェニーがもたらす耐久性能は圧倒的で、多くの速攻デッキはこのジェニーがCCする6ターン目までに決着することを強いられるようになりました。
他にもオーバークラスのカードは強力なものが多いですが、CCするためのパーツを集める役割も担えるこのジェニーが抜けて強かったですね。
多くのデッキにジェニーを採用したいがために赤いカードの採用を検討させたレベルのパワーカード、OCジェニーが堂々の準優勝です!納得の環境破壊!!!

コメント
  • 絆無条件で足す
  • ゲームが終わらない
  • 重ねた分だけオーブ回復!他のOC連中と比べても明らかに突出して能力が凶悪かなと……
  • 6絆でオーブ回復と退避から4枚回収と1体横処理が手札から2枚出しただけでできるのは壊れ
  • このカードのせいで中途半端なビートダウンは完全に死にました まぁ元々ニノで死んでたけど
  • OC全般的に強いですけど、そのパーツを集められるジェニーは頭一つ抜けて強かったですね。お世話になりました
  • 比較的簡単な条件でオーブを回復しつづける事ができ、とにかく硬い
  • 相手が枯渇するまで長時間かけて戦えば負け無しという印象
  • 最強のOC オーブ追加、雑に強い メディウスヘンリーのお供でもあるのでねー
  • オーバークラスが出てくる前はアドバンテージを稼ぐ手段が絆コストを要求するものが多かったが、オーバークラスはクラスチェンジするだけで爆発的なアドバンテージを取れるためアドバンテージに関する考え方が根本的に変わった
  • 少し趣旨が違うかもですがサイファというゲームを壊し始めた元凶の1つとして挙げさせていただきます

第1位 世界を解放せんとする者 ゼフィール


そして栄えあるぶっ壊れ認定を受けた第1位は、17弾で登場したベルン王国国王、ゼフィールです!
前回同様第1位ということで…もう説明はいいですよね?え?ダメ?w
改めて説明すると、特筆すべきスキルは「LIS ハルトムートの強刃」ですね。
もう1つのスキル「神将器 エッケザックス」により味方の戦闘力をバフし、これを2回使用すれば相手の手札をランダムにハンデスし、その捨てさせたカードと同じキャラクター名の敵を撃破するというもの。
通常こういった撃破スキルは非主人公のみというのが多かったですが、このハルトムートの強刃はなんと主人公をも撃破できてしまいます。
うまく行けば回避を捨てさせてまずライフ-1、撃破して-1とこのスキルだけで相手主人公に2点の損害を与えることができてしまいます。
そしてそもそも前提となるスキルで味方をバフしているためそこから攻撃も通りやすくなっており、その攻撃が回避を1枚失った相手主人公に襲いかかるという理不尽さ。
そもそも主人公も撃破できるということで、サイファ終盤によくあるオーブ0の展開で手札に主人公の回避を抱えてあと何パン耐えて…という場面でこれが刺さればゲームが終わってしまいます。
更にこのゼフィール、主人公になることも可能です。
紫は竜人の紋章を持つカードが2種あり、それを支える支援確定カードや運命の紋章といったカードも豊富で、単体スペックのCCコスト4という重めの条件を絆を伸ばして早期にCCすることも可能なため、上振れれば相手より先にCCして上述のスキルを使用し、相手のCC先を引っこ抜いた上で撃破するという鬼畜の所業も可能です。
この性能を活かし、低コストながら高戦闘力を持つユニットをたくさん採用して速攻を仕掛けてオーブを割り、暗闇の紋章を持つカードで手札を絞り、最終的にはゼフィールがその味方をバフしつつ殴りながらババ抜きをして詰めるというデッキが大流行しました。
ゼフィール主人公デッキは、たくさんの攻撃を捌き切るには回避を抱えないといけないが、抱えたらババ抜きで抜かれて撃破されるというどうしようもない理不尽さを押し付けるデッキなのです。
その凶悪無慈悲な性能で数多のデッキを破壊してきた実績を持つ5cゼフィールが堂々の2連覇です!おめでとうございます!!Mr.環境破壊王!!!!

コメント
  • ババ抜きゲームはサイファでは無い
  • エッケエッケハルトムート。暗闇紋章もあわせて相手は手札が尽きてしぬ
  • 毎ターンハンデスするから😃
  • 回避のために同名カードをキープするというサイファの基本を崩壊させた 回避で耐えようとするタイプのデッキはこのカードのせいで減ったと思う
  • 紫で出てしまったのが一番やばい 竜人2種、運命紋章によって5-4でも主人公としてそこそこ安定して3ターン目CCができてしまうことと、豊富な暗闇によりハンデス→撃破のヒット率も高くなるのが意味わからん
  • そもそもパンプして殴るだけでも強いのに撃破ってなんやねんw
  • 特に理不尽なのは後手二竜人などで相手より先にCCし相手のCC先を叩き落としテンポとダメージレースを叩き壊してしまう
  • 支援10の為当初は全く評価されていなかったが圧倒的な実力で評価を覆しおさいふも破壊した
  • 主人公だけではなく紫が入っているデッキでは脈絡なく出てきてダメージレースを破壊していく
  • ゼフィールが採用できないビートダウンは別の強みが欲しいところ
  • 紫相手はこのカード登場を境に主人公と同名のカードを集めすぎないプレイングが求められるようになり待ちデッキなども構築しにくくなるなど環境を大きく動かしたカードだとおもいます
  • 主人公でも厄介ですがコストも重いし脇で出てきたほうが個人的には厄介でした
  • やはりババ抜き ババ抜きが全てを解決する エッケ!エッケ!エッケ!頭使わずに雑に竜人紋章や暗闇紋章を相手に叩きつけて、エッケ!で相手主人公を撃ち抜いていけー
  • ミッドレンジビートデッキの頂点のような主人公の1つ 対処してないと恐ろしいスピードでボコボコにされる
  • 打点補強にハンデス+主人公含む除去の可能性が毎ターン襲ってくるため常にプレッシャーが襲い掛かり難しい判断を迫られる 対策カードが特殊なため構築に大きな歪みが掛かるのもポイントが高い
  • 後手から捲れる数少ないデッキではあるので先手有利に待ったをかけられる稀有な存在でもある

おわりに

いかがだったでしょうか?今回は前回と違って公募による結果なのでそれなりに信憑性のある結果にはなったんじゃないかなと思います。
個人的には前回2位にしたサナキがTOP5圏外ということでちょっと驚きましたが、まぁでも確かにTOP5に比べたらそうかもなと思ったりもしました。いやサナキも十分やべーよ!
今回紹介はできなかったカードの中にも、皆さんの思う壊れカードが千差万別でコメントが書かれていて、とても楽しく読ませていただきました。
改めてご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

そして最後に…
やっぱこういう話題だとどうしても嫌~な記憶とか、トラウマとか、私怨だとかが出てくると思いますが、そういった感情を煽るためのものではないです。
もうサイファも終わって久しいですし、今となっては笑える思い出として、あのカードまじでぶっ壊れてたよな~ww みたいに笑い飛ばすための1つのネタとして捉えてもらえれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次こういった企画をするときはもう少し明るい話題をやります!

追記

せっかくなので、数は少なかったですが候補として挙げられていたカードについて列挙しておきます!
コメントや引用RT等でこれもやばいとか反応があると嬉しいです!

2弾
  • 泉の歌姫 アクア
  • 白夜の弟王子 タクミ
  • ぼんやり弓使い セツナ
  • 水面の歌姫 アクア
3弾
  • 終焔の白神子カムイ(女)
  • 前向きな弓使い キサラギ
5弾
  • 無邪気な竜娘 ファ
  • 蒼炎の勇者 アイク
7弾
8弾
  • 光の救世主 セリス
10弾
  • 未来の賢王 リーフ
  • ブレイブ・プリンセス ナンナ
11弾
  • 竜人族の少女 ミルラ
  • 見つめる黒翼 エフィ
  • 闇まとう魔法少女 デューテ
12弾
  • 悪夢の暴勇 アイク
  • 獅子王女 ラケシス
13弾
16弾
  • 業火と煌炎を操る者 リリーナ
  • 可憐なる闇の統治者 メイ
  • 次代の竜鱗の王 クルトナーガ
  • 成長する焔 トパック
17弾
  • 忠義の翠嵐 スズカゼ
19弾
  • 聖者の裔たる光女 ユリア
  • 蘇りし風 レヴィン
20弾
  • 闇と歩む勇光の王 リョウマ
  • 満天桜の乙女武者 カザハナ
22弾
  • 救国済民の勇王子 リーフ
  • 暁光を纏いし巫女 ミカヤ